電気工事をする際に注意しておきたいこと


注文住宅を建てることになると、部屋の間取りや什器の種類などに目を向けがちです。しかし、快適な生活を維持するためには「電気工事」にも目を向けておくことがおすすめです。一体なぜ、そしてどこに目を向けると良いのか、その秘訣について解説します。

電気工事は大切!家電の配置などをよく考えておこう

新築を建築する場合、電気配線も全て自由に検討することになります。「電気はハウスメーカーや専門業者に任せておけば大丈夫でしょ」と考えるのは誤りで、実は電気工事についても施主側が要望を出す必要があります。例えば「趣味のDIYをするために、玄関にも複数のコンセントが欲しい」や「夜だけ点灯させるおしゃれなダウンライトを、壁際に二つ付けたい」といった希望の有無で、電気工事の内容が大きく変わってくるからです。

とは言え、なかなか全てのものを過不足なく検討するのは簡単なことではありません。まずは玄関から入って、どのようなところで何をしたいのか、そういったイメージを膨らませてみましょう。その次に「そうしたいならば、この場所にコンセントがあると楽だ」といった方向で考えを進めていくと良いでしょう。

スイッチやコンセントの高さも重要!

しかし、新築物件の電気工事は「二口のコンセントを二つ取り付けて欲しい」といった要望だけでは終わりません。なぜならばスイッチやコンセントの高さが大きな問題にかかわってくるからです。

例えば、台所で調理器具を使う時だけ使うコンセントを用意するとします。位置の指定をしただけであると、通常は床から十数センチのところに取り付けられることでしょう。ところがその場所に家具を設置する予定だった場合、コンセントが家具の裏側になってしまい、延長ケーブルの利用を余儀なくされてしまうことになります。

勿論、全ての家具をどう設置するかを決定するのは簡単なことではありませんが、このようなケースがあり得ることを念頭に置いて、「本当にそれで使いにくいことはないか?」と考えておきましょう。

200V電源にしておかなくて大丈夫?

電気工事で注意したい最後のポイントは「200V電源にしなくて良いか?」という問題です。新築ではエアコンなどの大型家電の設置は、物件が完成した後になることでしょう。このような手順を踏んだ場合、チェック漏れが起きやすいのが「電源が100Vのままだった」という問題です。

現在流通しているエアコンには100Vと200Vの電源に対応しています。本体の価格に差異はありませんが、より容量の多い電力を一度に供給できる200Vの方が、効率良く稼働することができパワフルです。このため、特にエアコンの場合は広い居室に設置することになればなるほど、電源は200Vの方がおすすめである、とされています。家電の傾向としても200Vのエアコンが増えつつあるので、是非、リビングやダイニングといった大きな部屋の電源については「200Vでなくて大丈夫か?」を確認しておきましょう。